Hear the dorcus sing
オオクワガタの飼育記録を公開します。能勢YG血統での超大型個体の作出と、三重県桑名産の大型血統作出を目指します。関西大鍬形研鑽会(KOK)会員。年間王座決定戦での優勝を秘かに狙っています♪
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KOK アプロ式「超早期のススメ」 86.1mm種確認&秋採り♪
皆さんシルバーウィークは楽しまれましたか?
長期休み明けのブルーな気持ち吹き飛ばすかもしれないエントリーです(笑)



オオクワガタのブリードにおいて、ここ数年で多く用いられるようになった♀個体の早期羽化。
これを世に広められたのは、マサレッドさんであることに異論はないところでしょう。

また、オオクワガタブリードにおける教科書とも言えるwaizuさんのブログ記事においても、成虫の成熟期間や秋採りに触れた内容を見つけることができます。

さて、これらの前振りと、タイトルからお察しいただけるかと思いますが、以下の手法を検証(トライ)しております。

原案:アプロさん
監修:シナンジュ改さん
執筆:桑名鷹

テーマは、
1.2015年5月12日に羽化した♂86.1mmの成熟期間はどのくらいか?
2.種確認を兼ねて最短でいつ幼虫を得られることができるのか?
3.幼虫が得られた場合、その幼虫から♀早期羽化させることができるのか?
(便宜上、以下「超早期」と表現する)
4.超早期羽化♀は、2016年度の種親として投入することができるのか?
5.従来の♀早期羽化個体との比較において、超早期♀個体からの累代の優位性は存在するのか?


使用した個体は以下の2頭です。

♂ 86.1mm(14NY07-11) 2015年5月12日羽化
♀ 52.5mm(14NY06-10) 2015年4月28日羽化確認


現在までの進捗を公開致します

1回目
・ペアリング 8月5日~8月8日(3日間)
・産卵セット 8月8日~8月15日

♀の産卵行動なく失敗

2回目
・ペアリング 8月15日~8月19日(4日間)
・産卵セット 8月19日~9月2日

♀の産卵行動あり
卵5個を得るも全て無精卵で失敗

3回目
・ペアリング 9月2日~9月6日(4日間)
・産卵セット 9月6日~9月13日

9月8日に卵を確認。


撮影日:9月16日
卵が膨らんできたことが分かります。

9月18日 1頭孵化確認!

これで♂86.1mmの種有りが確認できました。
所要日数は、3回目のペアリング最終日時点と仮定すると、羽化後117日で成功(性交?)したといえます。

参考までに同様の検証を行っている発案者のアプロさんのところでは、5月20日頃に羽化した85mmの♂から、9月9日に孵化した幼虫を得られています。
正確な所要日数は定かではありませんが、羽化後90日~100日以内で成熟の時をむかえたと推測出来ます。


・割り出し 9月21日



13頭の幼虫と12個の卵を得ることが出来ました。
合計 25!


前回のエントリーで800mlボトルの使い道をコッソリと示唆しましたが、卵が全て孵化すると予備ボトルでも不足することになります。
そうなれば、アプロさんに何頭か検証飼育をお願いし、それでも余る場合は季節外れですがヤフオクにでも出品してみます。


自己確認用に今後のスケジュールを記しておきます。

・菌糸投入
9月下旬から10月上旬

・2本目交換
12月中旬から下旬

・♀早期羽化セット
2本目交換直後から昇温

・羽化目標時期
2月中旬から下旬

・2016年種♀としてペアリング
5月下旬

取らぬ狸の皮算用みたいなものですが(笑)


全てが上手く行くと通常羽化からの累代との比較においては、最大2年間の時間を先行することができます!

今回の検証は、アプロさんが2ライン(2♂)、当方が3ライン(3♂)で行いました。
幼虫が得られたのは2ラインのみで、現在のところ幼虫取得率4割です。



この超早期の手法は、仲間内でコソコソとやってみて、上手く行ったら来年の春に公表することも出来ました。

しかしながら、
ごく少数のブリーダーだけでは、
時間とスペースに制限があり、限定された飼育環境でしか実施することが出来ない為、本当に有効性があり、ブリードに使える手法であるかを検証するには、数年を要することになるでしょう。

トップブリーダーさんがやるような手法では無いと思います。
けして王道ではありません。

しかし、だからこそ、私を含めたトップを目指そうかというガツガツとした野心的なブリーダーにとっては、やってみる価値はあるのではないでしょうか?!

失敗しても失うものは殆どありません。
上手く行ったら儲けもんです(笑)

今年は思いつきで、無計画にはじめました。
2016年度は、今からスケジューリングして、本格的にトライしてみます。

ご興味を持たれた方は、是非とも2016年度に、自己責任でトライしてみてください♪

また、本エントリーにつきまして、様々なご意見を賜りましたら幸いです。


画像は、5月に撮影した86.1mmです。

プレシーズンで、種♂としてのポテンシャルを確認してみます!
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コメント

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こんにちは。
田舎っぺ。 | URL | 2015-09-24-Thu 15:22 [編集]
この結果は楽しみですね♪
種確認もでき、早期羽化も使用できるとなると
かなりの時短効果ですね^^
こんにちは
チョネ | URL | 2015-09-24-Thu 16:43 [編集]
♂の成熟期間が私が思っていたより早いこと
が検証されましたね。
ナルホドです。
餌(ゼリー)後食からの期間はどの位でしょうか?
我が家のNO1は羽化後2ヶ月半でも後食
の気配が見受けられません。
こんばんは
ougo | URL | 2015-09-24-Thu 19:27 [編集]
秋採りのブリードについては、ウチではスペースの問題もあり今のところやるつもりはありません。本腰入れてやると一年通してかなり忙しくなるでしょうね。

通常の早期の♀と秋採り早期の♀の二期作だと、累代がかなり進むのでそういう意味での優位性はあると思いますよ。


また、今期使った種確認できてる期待の♂と、今年のいい結果の出てる通常羽化の♀をペアリングさせ、秋採りし、♀は早期に回す。二期作はそんな使い方も行けますね!

経過、楽しみにしてます。

こんばんは
大鍬悶左衛門 | URL | 2015-09-24-Thu 23:11 [編集]
複数の温度環境を要するのが大変そうですが、種確認が副産物のようなこの研究、興味深いですね。
時間を要しますが、データが楽しみです。
こんばんわ
ひでのぱぱ | URL | 2015-09-24-Thu 23:20 [編集]
なかなか思い切った事をされましたね。(^^)
私も越冬前に使えないか考えた事はありましたが、なかなか実行出来ませんでした。。。(汗)
超早期と2年1化が出来れば結構な年数を同じラインで楽しむ事も出来ますね。(^^)
こんばんはです
Yuipapa | URL | 2015-09-25-Fri 01:46 [編集]
今年の自分は♂にはまだ余裕がなく、♀で超早期を試しました。
♀の顔が見えたボトルを1本目から加温すると6月頭投入のが1本返しで9月末か10月初旬で羽化しそうです。
通常羽化の超早期は普通の早期とイーブンになるので早期羽化の超早期に♂淫行を目指してます。
田舎っぺ。さん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 20:57 [編集]
> この結果は楽しみですね♪
> 種確認もでき、早期羽化も使用できるとなると
> かなりの時短効果ですね^^

とても楽しみにしています(^^)

時短効果もありますが、ちょっと面倒なとこはありますね(苦笑)
チョネさん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 21:03 [編集]
> ♂の成熟期間が私が思っていたより早いこと
> が検証されましたね。
> ナルホドです。
> 餌(ゼリー)後食からの期間はどの位でしょうか?

我が家は、羽化後1ヶ月くらいでゼリーを与えています。
この♂は、1ヶ月後の6月10日頃からは、よく餌喰ってましたね(笑)
ですので、後食から3ヶ月弱ですね。

> 我が家のNO1は羽化後2ヶ月半でも後食
> の気配が見受けられません。

実日数もありますが、温度調節でそこの日数(時間)は、大きく変わってくると思います。

人為的にブリードしている訳ですから、温度次第でかなりのことが可能になると思います。
ougoさん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 21:08 [編集]
> 秋採りのブリードについては、ウチではスペースの問題もあり今のところやるつもりはありません。本腰入れてやると一年通してかなり忙しくなるでしょうね。

本腰入れて数を採ると大変なことになるでしょうね^^;
種確認が第一で、オマケの超早期狙いです。

> 通常の早期の♀と秋採り早期の♀の二期作だと、累代がかなり進むのでそういう意味での優位性はあると思いますよ。

温度を駆使できる環境であれば、幅広い手法が考えられますね。

> また、今期使った種確認できてる期待の♂と、今年のいい結果の出てる通常羽化の♀をペアリングさせ、秋採りし、♀は早期に回す。二期作はそんな使い方も行けますね!

そのような方法も考えられますね♪

出尽くした感のあるオオクワブリードにおいても、まだまだ検討の余地があると思っています。

こらからも、根拠の無い定説を覆して行きたいものです。
大鍬悶左衛門さん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 21:12 [編集]
> 複数の温度環境を要するのが大変そうですが、種確認が副産物のようなこの研究、興味深いですね。

従来の♀早期羽化を狙える環境であれば、そこに投入したボトルを突っ込んで、高温で飼育できるかと思います。

冷やし虫家で、早期羽化♀の羽化狙いと、超早期狙いの1本目の幼虫飼育を兼ねる予定です。

> 時間を要しますが、データが楽しみです。

個人的にも楽しみにしています(^^)
♂幼虫の経過がとても楽しみです!
ひでのぱぱさん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 21:15 [編集]
> なかなか思い切った事をされましたね。(^^)

私の硬直した頭では思い浮かびませんでした!
アプロさんの柔軟な発想が凄いと感心しました。

> 私も越冬前に使えないか考えた事はありましたが、なかなか実行出来ませんでした。。。(汗)
> 超早期と2年1化が出来れば結構な年数を同じラインで楽しむ事も出来ますね。(^^)

考えるだけでは前にすすみません!
実践あるのみです。

そこは、やってもいない方には偉そうに言えますね(^^)
Yuipapaさん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-25-Fri 21:18 [編集]
> 今年の自分は♂にはまだ余裕がなく、♀で超早期を試しました。
> ♀の顔が見えたボトルを1本目から加温すると6月頭投入のが1本返しで9月末か10月初旬で羽化しそうです。

ちょい早期ですね(笑)

> 通常羽化の超早期は普通の早期とイーブンになるので早期羽化の超早期に♂淫行を目指してます。

イーブンですかね??

♂親の種を1年早く使えるところが違いますよ。
こんばんは
Yuipapa | URL | 2015-09-25-Fri 22:54 [編集]
連コメすいません

イーブンというのは新成虫♂使用の場合ではなく、♀の早期の場合で早期♀を2回続けるのと通常、早期と繋ぐのがイーブンになるとの見解でした。

ややこしい表現ですいませんでした(笑)
Yuipapaさん こんばんは♪
桑名鷹 | URL | 2015-09-26-Sat 17:46 [編集]
> イーブンというのは新成虫♂使用の場合ではなく、♀の早期の場合で早期♀を2回続けるのと通常、早期と繋ぐのがイーブンになるとの見解でした。

Yuipapaさんの言いぶんは分かりました(笑)


> ややこしい表現ですいませんでした(笑)

文字だけで表現するブログは難しいところがありますね。
これからもイイ文を書いていきたいものです♪

ちょっとキレがないですね^^;

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